せいくらべ。


この家は伊勢湾台風で借家の長屋で一家全滅の危機を契機に父が建てた家、8畳が二間、半畳ほどの廊下に6畳と台所は細長い2畳ぐらい、かまどもついていたが、食事する所は2畳しかなく、交代で食べていたから、不思議な間取り、物置は10畳位でその中に風呂もあった、屋上が物干し場になっていた、兄が結婚した時に、離れにトイレ付の6畳を増築した。この写真は平成4年4月4日に83歳で亡くなった、父の法事の時の様な記憶、借家では手押し式のポンプで水を利用していたが、洗面所の下に電動ポンプを取付け代金が無く、母に2万円も証文も無く貸したが、返して貰った記憶はない、しかし結婚した時に10万は貰っている、28歳で退職した時の月給が1万2000円だつたから、2万円は大金だった。
母が孫「14名」たちが来ると「背比べ」をさせて名前が書いてあった柱に写るのは、従妹の中で一番の美人を選ぶ。母が平成6年に亡くなって、兄が管理していたが、屋根から雨が染み出すようになり、不動産会社に相談したが、解体工事に100万は掛かると断られたが、幸いにも近所の人が買ってくれる事になり、5年程前に105万円で売り、兄は15万円づつ平等に分けた。数年前に帰ったとき家を見に行ったが、屋上に屋根を作り雨が浸みこまないように工夫して住んでいてくれた。前にアップした記憶があるが、今度伊勢に行く機会があれば、寄ってみたい。棋楽


2014-04-03(Thu)
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